国際まつりにて・・・雑感

28日
国際祭りも、無事終わりました。

今回は、魅惑の国、パレスティナのライスご夫妻も手伝ってくれました。

ここで一つ、国際祭りのわたしの雑感・・・・

今回、はじめてパレスティナの方と一緒に出店しましたが、


一昨日、準備しかけのEPICで、彼と打ち合わせしたときに、


空を見上げると、運動会にだすような万国国旗が掲げられてあって、その中に、パレスティナの国旗がありませんでした。
(ほかにも、ない国は多いのですが)


彼は敏感に感じて「僕のところの国旗はない・・・」


と悲しがっているように見えたので、大きな国旗を急遽、切り張りして大きなパレルティナ国旗をつくってみました。
(写真、左隅にみえている国旗です。)


そうか、国旗さえも、万国の旗が立っている中になかったら、結構いやな思いをするな〜と、私自身、想像できていませんでした。


その国旗さえも掲げてもらえない国に生まれた人。その人たちの自信やアイデンテティーなどは、どうなっているのだろう。


日本人でさえ、自信をなくしてしまった・・・ように生きちゃっているところあるのに、パレスティナの国の人は、
どこに安定感を見出してるんだろう。。。。


昨日は、彼は販売しながらでも、イスラム教のお祈りを2回もしていたから、やはり宗教が、彼らのパワーの源なのだろうか。。。


だけど、お米10Kgを使い、大きなおなべ2つ分と、スープ1.5Lを4つ分も作ってきたのだから、すごい仕事量だったと思う。


その上に、パレスティナの名所の写真や、国旗などを、印刷してこられていて、自分の国が、日本人には知られていない。
それを一生懸命、知らせている姿が、印象的でした。


価格の設定がちょっと甘かったのか、なべ1つ分、スープ3Lぐらい大量にあまってしまったけど、


彼らは、今、家に帰ってどう思っているだろう・・・・。


パレスティナのインフォメーションができてよかったね。』と夫婦で話しているのだろうか・・・


それとも、


『材料費、いっぱいかけているのに、こんなにあまってどうするの!』


って奥さんに怒られているのだろうか・・・。


願わくば、前者のようになっていることを祈る。


もし、反省点を挙げるとすれば、メニューが多かったことかな。


数点に絞り、全力投球したほうが、売りやすいし、お客さんもよくわかると思います。


だけど、世界のお茶がたくさんあっておもしろかったです。


こんなのがどこかに、ぽつっと喫茶店してたらたのしいだろうな〜〜って思いました。


ご来店いただいた皆様、どうもありがとうございました。


次回も、是非、変わらぬご協力おねがいいたします。


大川理恵