新潟の不思議な宿のお話

東京にいったついでに、新潟まで足を伸ばして
大地の芸術祭」にいってきました。
限界集落・・・(と地元の人はいわれたくない・・・・)
新潟で一番過疎の激しい地域、を中心に10年前、県が中心になって取り組まれたアートで町おこしのプロジェクト。
壮大なスケールなので、びっくりですよ。
規模も、とうきょうの23区と同じ敷地面積を使って、アート活動が繰広げられています。
その中で、特に不思議な体験をした宿をご紹介します。
この宿の名は
「夢の家」
http://www.echigo-tsumari.jp/2009autumn/info/accommodations/#yume
マリーナさんという外国人の方が作られたアート作品に見るだけではなく
泊まっちゃうことができる家。
コンセプトはあわただしい生活の中で「自分自身と向き合うために夢を見て欲しい」というもの。
ここに宿泊して、夢を見たら、それをそこにあるノートに書き写さなければならないルールがありました。
そして、その本は、10年目に本として発行されて、それでやっとひつとの作品が出来上がるらしく、私が泊まって、来年に、その時期を迎えるということでした。
まあ、話が長くなるので、さくさくとビジュアル的にお見せします。

外観です。すっごく古い雪国の家って感じでした。

中にはいれば、蓑がお出迎え。

炉がありました。

このコップたちは、この家の中心となる部屋に置かれてあって
コップの下には、マグネット。このコップの中には、地元の湧き水がはいってあって、
この水を飲めばパワーがみなぎってくるという話でした。
・・・ので、作品なのだが、飲んでもいいのか?
わからなまま飲んじゃいました・・・それから、わたしは元気かな?

コシュチューム。これは何のためかといいますと、寝るときに、この寝具着なければならないというもの。
そして、4色に分かれているのも理由があって、
ここに泊まる部屋は、赤・紫・青・緑の部屋があって、それぞれ眠ってみたい色を自分で決めて、コシュチュームに着替えるもの。
紫=紫服、赤=赤服、青=薄紫、緑=黄服という具合でした。

試しに寝てみて、朝起きたら青だったら怖いし、赤は同泊の女性の方が選ばれたし、紫・・・よさげだけど、何かに挑戦したい・・・
ということで、”緑”の部屋に泊まることに!

もじもじくんの服みたいなのをはじめに着て

恥ずかしいので、ちょっとだけ。もじもじ君スタイル。

完成!これでねま〜〜す。

つづきます。。。