東予北地域交流センターにて

題して
「無彩色の世界」
1才〜3才児とその保護者とご老人との3世代の交流の一環として
”墨”を基本素材に造形活動をしてきました。
そして描く材料は、筆だけではなく、
ストローをつかったり、スポイトを使ったり、
ティッシュペーパーを紙縒りにして使ったり、
わりばしをつかったり、
藁で編んだ縄紐を使ったりと
さまざまな、描ける物を使っての創作です。
自分が、指導していたので、
活動後の写真しかありませんが、一応お見せします。
子どももおじいちゃんおばあちゃんお母さんが
それぞれ分かれて4つのグループになっていただきました。
第1のグループの作品
こんな感じ
第2のグループ

ここは、おじいちゃんとおばあちゃんが元気で、
藁の紐が気に入られて、ずっと描いているおじいちゃんがいました。
おばあちゃんも、わたしが彼岸花を藁で描くと
「家でも描きたいから、藁を下さらないかしら」
といってくださるおばあちゃんがいて、うれしかったです。
第3にグループ

ここは、子どもの方が元気がありました。
手に墨をつけたり、脚に墨をつけて、ダイビング!
紙のプールで遊んでいるように見えました。
第4のグループ

ここも、第3のグループに影響されて、ダイビング幼児が多かったこと!
それにつられて、それを応援するおばあちゃんやおじいちゃんもいたので、
ここのチームの作品は上のチーム同様、活気がありますね。
ってな感じで、活動を終えました。
この趣旨は、こうやって3世代が顔見知りになって、今後、どこかの道で
すれ違ったときに、「あっ、あの時墨絵で一緒になった、誰々さん!」
っていうような会話のきっかけ作りになったらいいなって思って企画されたものです。
(わたしが、すべてを企画したわけではありませんが・・・)
そして、色を使わず、墨だけつまり、「黒」だけにしたのは、
濃淡だけで、さまざまな色を感じることができるということを、知ってもらいたかったからです。
これを基本にして、次に、色をつかうと・・・・
幼児でも、色の使い方が数段幅が広がるんです。。。
もう、GOOD!なんだけどね・・・・。
(2回目はないだな〜。おしい)

このお話を、私にくれたのは、えひめこどもの城の元同僚のUさんです。
どうも、ありがとう!
私のすべての仕事上での出発点になっているのは、やはり、この城だし、
そしてそのとき一緒に仕事をしていた上司や同僚のみんなが
こうやって、数年もう歳がたっても覚えていてくれるのは感無量です。
わたしも、いろいろ流れに流されて、今こういう仕事を始めたときに、
元職場から、仕事をいただけるというのは、本当にありがたいことだと思っています。
もっと若いとき、わたしは我武者羅で、
「わたしを協力隊に行かせてください」といって、
後先考えずに、あさはかな行動とってしまったわたしに、こうやって温かく見守ってくれるのは、涙なしでは語れませんね〜。
今後とも、よろしくおねがいします。