日曜日

日曜日は、
高知県室戸岬より、吉良川市というところの、古民家を改築して喫茶店にしているところに行ってきました。

実は、この最近、思い悩むところがありまして、
まあ、気分転換の意味もこめての視察だったのですが、
ここの喫茶店のおやじさんが、
とても気さくな人で、
親身になって、話を聞いてくださり、
「君のやっていることは、正しい、正しい・・・」
って、それだけタダひたすら繰り返されるので、
なんだか、
「そうか、わたしのやっていることは、いいのか・・・」
って、おもってきました。
(まあ、悪いことをしようと思って、私も自分の仕事をやっているわけでもありませんが)
本当に、うちのアトリエに来てくれることも、多いのはうれしいんだけど、
「ここ、駄菓子やじゃ、なかったん?」
っていう言葉が、本当に胸に突き刺さって痛い。
お客のニーズがこうなんだから、大事にせねばいかん。
といいたいのだが、
駄菓子を買うだけなのに、2時間・3時間と、ずっといる子どもがいる。
そうなると、私の心の中は、本当に辛い。
そういう子どもに限って、ここが、「駄菓子や」としか認識されていないということも、なお辛い。
そういう自分の気持ちを隠しながら、営業していると、
本当に、力抜けてきそうになってきた・・・・。
自分が、駄菓子を置いてしまった自分が悪いといったら、そうだ。
だけど、ここまで地元から美術教室、無認知という状態になるとはおもわなかった。
美術教室の生徒さんは11人いらっしゃいますが、
実は、伊予市内の子どもさんは0。
すべて、市外からやってこられている。
別に、伊予市内で宣伝していないわけではない。
駄菓子を買ってくれる親にも宣伝しています。
なのに、近辺なのに・・・それでも、近所の子どもは習いに来てくれない。
いまだに、まるで、看板の「アトリエ」という文字には目もくれずに、
タダひたすら、お菓子のみを買いに来ているかのようにみえる。。。。
ということで、
わたしは、暫し、場所にこだわってはいけないような気がしてきた。
この土地は、もしかして、文化的なものを習う習慣がそもそも薄いのではないか?
と思うので、できるところからやっていくことにしようと、思いっきり方針を変えようと思います。
一つ、松山市内の幼稚園で絵画教室の仕事が11月から毎週1回ということで、もらえたので、集中する。
できれば、このアトリエを開いている校区の先生方と知り合いになるよう働きかける。
うちに造形教室として、生徒さんになってもらっている11人さんには、喜んでもらえるように、もっと準備をしっかりする。
駄菓子は、母が空いている、月曜日と水曜日に営業ぐらいで、いいような気がする。
そして、一番やらなければいけないことが、私と同じような考えの人を探す。
そして、同士をつくる。
↑これ結構重要だと思う。
初心貫徹です!