エジプトデモ・・・

まだまだ、エジプトのデモに対していいたいことがあります。
・・・・・かくゆう私も、
「もうどうにも、ならんね〜エジプトは」
といってくだを巻いていた親父たちが、立ち上がって
このデモに参加しているのではないかと思うと、
とても気分的にすっきりしている。
不謹慎だけど、
本当に、心の中まで腐ってしまいたくはなかったんだなっていうのが
わかって、涙出てきそうだ。
もし、ムバラク大統領が退任したとして、新政府の核になるようなリーダーが誰もいないにしても、
こうやって行動に出たということ自体すばらしい!
(私の性格も、どうもエジプト人?)

こんなことをいってはあれですが、
いままで、エジプト人がどれほど政府に温和に対応しながら
長い間、やってきたのかが、
世界中の方がわかってくれたともいます。
正直な姿をなかなか見せないエジプト人
いつも明るく朗らかに生きている反面
どれほどのことを、見ないように?感じないように?
(どうなのかさえわかりませんが)自分を押さえつけて生き続けてきた
人々がこんなにいるのだということが、
ワールドワイドに実証されました。


エジプト国民は、いやなことを一度いやだといったものを、
『いい』となんかに、ひっくり返せれる国民性はないだろうと思うので、
ムバラク大統領が、退陣しない限り、くすくすと国民はくすぶり続けるのでしょう。。。
「people(国民は) want without system(組織なしでいたい→自由であるべきだ)」
(こんなことをアラビア語でいいながら、デモしている)

偶然、読売新聞を読んでいたら、わたしがよく知っているエジプト人の友人の名前が出ていた。

彼の名は、この記事の中の”ラディ・アミン”
『日本人をデモに巻き込まれないようにするために、あらかじめ、郊外ツアーに参加してもらってカイロから離れてもらった』そうだ。

・・・彼とは、変な縁で知り合ってよくけんかした。こんないい人になったのね(か?)・・・。
または、売名行為か??・・・
(どちらかはわかりませんが)

わたしも、遠い日本にいながら、
手に取るようにエジプト人の気持ちが熱く伝わってきます。
わたしがエジプトにいたら、デモに参加しとったな〜。