パレスチナ知っとく講座の特記
本日
松前町知っとく講座にて、”パレスチナ”のお話&料理体験を開催しました。
その後に、
パレスチナのお話を聞きました。
とても、深いお話までしていただきました。
この写真は、料理の食べ方の説明をしているところです。
パレスチナ人ライスさんのお話の中で、特に記憶に残ったもの
大学にいくのに、40K離れていた。
その途中にイスラエルのチェックポイントがあって、
それを、回避するために、山を大回りに歩いて、大学に通ったこと。
雪の日は、脚に、ビニールをまいて、登山して大学に通ったそうです。
「それは、もう辛いので学校をもう、休みにしちゃおうかなっておもわなかったの?」
っていってみると
大学にいかなくては、将来がない。気分では、休みたいと思ったことは何度もあるが、いかなければ、他に何もない・・・・。
「イスラエル人に、国の中で出会ったら、挨拶してるの?」
いいや、してないよ。
だけど、同じ地域に入植しているから、パレスチナ人の店でイスラエル人は買い物をしている。
パレスチナ人の中にも、イスラエルのパスポートを取ってしまった人もいる。
つまり、イスラエル人になちゃったパレスチナ人も結構いる。
そうしちゃったら、家族もしくは、親戚の中でだれからイスラエル国籍をとったら、その人にあえにいけなくなちゃってる。
だけど、イスラエル国籍をとった人も生きていくためだ・・・わたしたちは理解している。
「将来、あなたの意見としては、パレスチナを独立させたいのでしょうか。それとも、イスラエルとパレスチナの共和国をつくりたいですか?」
私の意見としては、
どちらの名前でもない新しい国を一つつくることがいいと思っている。
パレルチナ人の中に、過激派と穏健派がある。
同じパレルチナ人であっても、ガザ地区の人々には、西岸地区の人々が会いに行くことができない。
パレスチナの産業は、農業が主体。地下資源が、皆無に近い。
だから環境は日本に非常に似ている。なので、教育に一番力を入れている。
パレルチナと、レバノン・シリア・イラク・ジョルダンは『シャン』という地域名でまとまっていた。
エジプトは『エジプト』
モロッコ・チュニジア・リビア・アルジェリア・スーダンも、一塊のグループだ。
サウジアラビア・オマーン・・・ここも、一つのまとまったところ。
今は、それぞれ独立した国になっているけど、昔は一緒だったという意識が強い。だから、アラブ人としては、国は違えど「兄弟意識」があるんだよ。
・・・・中東問題の知らなかったことが一つづつ溶けてきた感じです・・・。