6年生男子たちの会話

この地区の小学校に通う6年生の男子たち5人がやってきました。
おもしろいほど、AKBのくじばっかりやりました。
その後に、棒きなこくじに興じていたら、
ある子がお金がつきると、
他の子が、「俺が買ってやるけん、お前が当てろ」
といって、結局はみんなで、仲良く分けながら食べている姿が
なんとなく、ほのぼの・・・。
同じくAKBが好きな男子で、昨日来た6年生の子の話題になった。
「あいつ、学校で相当先生におこられよるで〜。」
「やけど、みんな、あの子んこと、結構好きやろ?」
って、わたしがきいてみると、
みんなが口をそろえて、
「そうやな〜」
っていった。
「先生に怒られてるっていうことは、なにか悪いことしてるんやと思うけど、何で好きなん?」
って、なにげに直球を投げてみた。
「だって、あいつ、いいんやでぇ〜。けんかだって強いし。おれがかかっていったら、負けるわ〜。」
と、ある子がいった。
「それに、悪いことしよるん、全部わざとやもん」
先生に怒られたいのだね〜。
だけど、みんなよくそのこの子のことがわかっとる。
昨日、このよくおこられる子がアトリエにきたけど、
ある子が自転車が違うところにおいてあった。
「こんなことおいとったら、いかんので」
と、一言いうと、
すごすごと、その自転車の持ち主の子が正しい位置に直していた。
学校では、怒られているのかもしれないけど、
うちでは、市民平和?のために大助かりだ。

しかし、何でこんな会話ができるんだろうかと、ふと思った。
それは、駄菓子が間にあるからだろうなって思う。
低価格で、自分のほしいものが手に入り
くじあったたりして、気持ちも軽やかになり、ついつい気持ちが許せるんだと思う。
ちょっとした、児童相談所?カウンセラー室?よりも、こんな感じのほうが
自分の本音を出しやすいのでしょうね。
わたしだって、しゃべりやすい。
これが、駄菓子屋の特性かもしれませんね。