看板物語

昨日の日記の写真の看板とてもきれいだな〜。
ということで、終わらせようとしたけれど
ちょっと、
この看板、ただの看板じゃないよ!

あの、看板の文字の後ろにある木は、「柏の木」といって、
『神木』といわれている貴重な木だそうです。
もしくは、「香木」といわれて、香りのよい木とされています。
今回、うちの蔵を仕事をしていただいているTコの島に行ったときに、
実際、自分の目で確かめて、この木が気に入り看板にしてもらいました。
Tコの話によると
その上、この看板に使われている「柏の木」は、
Tコのお父様がずっと前から大切に保管していた木で、
どんなことがあっても、
「100万円で売って欲しい!」
といわれても、お父様はお売りにはならなかった
木だったそうです。

今回、Tコがお父様から譲り受けて、
そして、偶然、わたしがその気を気に入って、
小豆島からこの愛媛県伊予市にまで、来ることになちゃったのです。
本当、柏の木さんも、今まで眠っていたのにびっくり!
といった具合でしょう。
それから、文字に使われている木もすごい!
この木は「杉」ですけど、100年以上前から木材として切られたもので、
古杉のいい味わいが年輪がうっすらと見えるあたりが、
新しい杉との違いを感じさせます。
ぜひ、この看板、この伊予にこれたのも奇跡!みたいなものなので、
看板だけでも、見る価値ありですよ?!