大学生の就活におもうこと

今日、
ネパール支援をしているEさんと
一緒に農園の手伝いをしに行った。
その中で、いろいろお話してて思う節があるので
忘れないうちに書いておこうと思います。

「日本ってね〜なんでもあるのよ。なんでもあるから、悩みも出るのよ。
ネパールでの、ボロ切れを羽織って、頭に紐をくくりつけて、
水を運んでいる少年なんかは、
そんな悩みなんか思いもつかないでしょうね。
それよりも、1日1日の生活を一生懸命していくことに
がんばっているから、生きがいさえ感じて持っているわよ。
日本人って
”してくれてあたりまえ”
っておもっている。
政府がこれをしてくれて『あたりまえ』
学校がしてくれて『あたりまえ』
自分の生活さえも誰かがしてくれて『あたりまえ』
そうじゃないのよね〜
税金払ってるんだからしてくれてあたりまえじゃないって思うのかもしれないけど、
自分の人生なんだから、誰かがしてくれるのをまっているのじゃなくて
自分からしなくては。
そして自分の国なのだから、自分の国について真剣に考えなくては。。。
政治家のせいにしては駄目。
当たり前が蔓延して、『めんどくさい』になって、なにも工夫してものをつくろうともしない。。。
安いお金でものを買うことがいいと思ってる人が多いっていうのも
日本人に多い。
made in JAPAN を日本以外の国の人は、みんなほしいって思っているのに
日本の企業は、資本主義に走りすぎちゃって、
労働力の安いものばかり追い求めようとしすぎたから
日本内の産業がもう立ち行き行かなくなってきつつあるでしょう。
made in china.
その中国も、日本と同じようにいつかはバブルがはじけてしまうわよ。
そうなったら、世界中、転げ回るかしらね・・・
”高いものでも、いいものはいい。”
そういうがんとした考えの人間を輩出しなくては、
教育の段階では、そういったものを子どもに教えるべきなのよね。
いい成績をとって企業に入ることをよしとしたことばかりを、
教える教育体制を
なんか考え直すべきなのよね。
”いいものはいい。
自分の人生はこう歩みたい。
私の意見は、こうなのです。”
そういったことをしっかりいえる日本人が今後増えなくては。
今の大学生の就職率が悪いってニュースではいっているけど、
中小企業では、来てほしいのに、入社してくれないっていうところが
結構あるのよ。
そういったところを気づけるようにしないとね。」

自分の価値観を学生時代の間に築き上げることは
大変難しいことではないかと思う。
自分のやりたいことを探すので
就職しないということを選ぶのは、少々の回り道をするのはなんの問題でもないと思う。
それよりも、もっと恐ろしいのは、
自分の生きている価値もわからずに、年をとっていくということ。
そっちのほうが、もっと怖い。

わたしのことを
「10円、20円で幸せを感じられるんですね。いいですね」
っていわれた人がいます。
(まあ、いい意味でいってくれたんだと思いますが・・・)
収入が低すぎるというのも、考えものですが、
夢はでっかく!子どもに投資!
(こんなブログ、親みたら悲しくて泣くかな・・・)

どちらにしても、ガッツガッツ。
若いときの苦労は買ってでもしようぜ〜〜。
(わたし買いすぎたかも〜〜〜)