静けさは、人をよぶ

一昨日、伊予市双海在住の遊墨画家 小倉無一さんが、
私のアトリエをたずねてきてくれました。
暑い中、伊予市駅から降りて、徒歩で来てくださったので
びっくり!
ありがとうございます。
小倉さんは、数十年オランダで画家として活躍しておられ
日本に帰国してからは、愛媛県を本拠地に活躍しておられます。
ひょんなことから、お知り合いになって
最近、小倉さんの娘さんが尋ねてくれて
その次に、奥様。
そして、今回の小倉さん登場という流れになりました。。。
小倉さんと、ざっくばらんに、芸術談議をし、
そのお話している中、いろいろな人がアトリエに来るので
「ここは、いろんな人がきていいね〜」
といってくださいました。
「本当は、私の家にもいろいろな人が来て欲しいし、いろんなジャンルの話をしたいと思ってるんだけど、わたしの家ははいってこんな〜。こういうのを『敷居が高い』っていうんじゃよ」
っていってくださった。
ということは、私のアトリエは敷居が低いのかな。。。
そんな時、ふっと、高校生が来訪。
「ここは、もっというと、この静けさが僕にとって落ち着けるんです。」
といってくれた。
その言葉どおり、この子はよく来てくれるし、よく子どもたちの面倒もみてくれる、うちにはなくてはならない人材。。。
いつも、何かを頭で考えていなければ気がすまない現代日本人。
やっぱり、時には、すぽ〜〜〜っと、頭の中を空っぽにして
ぼけ〜〜とする時間が必要なのだと思う。
その一役を担っているのがこのアトリエなのかな?
そんなことが、小倉さんが来訪してくださったことによって、
ちょっと、気付いたような気がしました。